酵素の基礎知識

【酵素って何?】体にいいの?痩せるの?5分でわかる酵素の効果

投稿日:2017年3月15日 更新日:

最近、「ダイエットしても痩せない、お腹ぽっこり、お肌のハリがなくなった」等の悩みで困っていませんか?

30代から40代にかけて、体型の悩みや健康への不安がより増えてきます。

その体調の悩みは、酵素不足が原因かも知れません。

酵素を体に摂り入れると、どんな効果があるのでしょうか?

酵素の有用性について、詳しく解説していきます。

酵素の効果とは

 

生野菜や果物、肉、魚などの食材には食物酵素がたくさん含まれています。

酵素は細胞で生成されますが、酵素を生野菜や果物から摂取しても酵素をそのまま体に取り入れることはできません。

酵素はたんぱく質で出来ていて、食べると胃酸でアミノ酸に分解されるので、酵素としての効果がなくなるからです。

ところが、食物に含まれる成分の内、ビタミン、ミネラルは補酵素として働くので、体内にある酵素と補酵素が結合すると、分解し変化させながら何重もの解毒効果と健康を維持するための働きを生み出します。

普段、私たちは色々な食材を組み合わせて調理していますが、食物の成分の組み合わせによって、酵素の効力を発揮する力が変わってくるのです。

補酵素と酵素が組み合わさることで、体により良い効果を得ることができます。

酵素ってなぜ体にいいの?

酵素は、体に必要な栄養素を取り出して、新陳代謝を進めるなど体のあらゆる働きに関係しています。

酵素には、人の細胞から作られる酵素や、食物に含まれる酵素がありますが、最近の研究で、腸内細菌(微生物)にも、酵素を作る働きがあることがわかりました。

腸内細菌は、人の酵素では分解できない糖や食物繊維をエサにして、腸の中で酵素を作っています。

腸内細菌の中には、善玉菌と悪玉菌がいて、善玉菌は酵素を出して食べ物を発酵させ、発酵の過程で生み出すビタミン、ミネラル、アミノ酸などさまざまな有用成分によって、全身の免疫力をアップさせます。

一方、悪玉菌が出す酵素は、体に悪影響を及ぼし、免疫機能を低下させ、さまざまな病気や老化を引き起こす原因となります。

酵素ってホントに痩せるの?

酵素ダイエットが流行っていますが、酵素サプリを食べても酵素がそのまま胃で働くことはないので、酵素で痩せるという科学的根拠はありません。

しかし、酵素サプリに含まれるビタミンやミネラルが補酵素として体内で働いたり、アミノ酸が体内酵素の代謝活動を助けたりする効果があります。

日本人には昔から馴染みのある納豆や味噌、醤油、日本酒、甘酒やヨーグルトなどの発酵食品を摂ることも酵素と関係しています。

発酵食品は菌の力で原料を発酵させて作りますが、正確にいうと微生物が出す酵素によって分解されます。

ヨーグルトや乳酸飲料に含まれる乳酸菌やビフィズス菌を摂ると、腸内で乳酸・酢酸をつくり、腸内細菌が悪玉菌を抑え、善玉菌を増やしてくれるので、免疫力アップ、内臓脂肪抑制などの働きに繋がります。

こうした発酵食品を食べると腸内で腸内細菌が解毒や代謝、合成に関わる酵素を作りだすので、腸内細菌のバランスが良くなれば、腸内が元気になるので酵素力が上がり、痩せやすい体質を作ることができます。

また、酵素サプリには乳酸菌や植物発酵エキスと、腸内の善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖が含まれているものがあるので、酵素サプリから摂取するのも良いでしょう。

そもそも酵素とは何か

 

酵素は私達の体の中に存在している、生きていく上でなくてはならないものです。

食べたものを消化吸収したり、呼吸や、手足を動かす、臓器を働かせる、物事を考える、老廃物を体外へ排出したりできるのは、すべて酵素の力のおかげです。

動作や思考を働かせるために、体の中でさまざまな化学反応(分解したり合成したり)が起きていて、他の物質をくっつけて化学反応を助けたり、反応速度を速くしたりして仲介役として働いてます。

自分自身は変化しないで、他の物質の化学反応を進める働きをする物質のことを触媒といい、酵素は体内で触媒として働いています。

例えるなら、酵素は、お見合いする男女をマッチングさせる仲人さんのような存在です。カップルはくっついたり、別れたりするけど、仲人さん自身は変化しませんね。

酵素って何からできているのか

酵素は寝ている間に細胞核の中で作られます。

酵素の成分はたんぱく質の一種で、たんぱく質は20種類のアミノ酸がつながった長い分子できています。

アミノ酸(たんぱく質)の並び方は、DNAに記録されていて、リボソームがmRNAの設計情報(DNAの情報をコピーしたもの)をもとにアミノ酸をつなげていきます。

アミノ酸がつながった長い分子ができるとアミノ酸どうしが力をおよぼし合い、ひとりでに折りたたまれて酵素ができます。

体内にある酵素の量は無限といわれていて、種類としては、2万種類以上にも及びます。

人の細胞を作るために1万3000種類の酵素が使われていて、その中でもたんぱく質分解酵素(プロテアーゼ酵素)だけで9000種類以上あります。

アミノ酸の種類、割合、配列の違いによって、体内でさまざなたんぱく質が作られ私たちの体を構成しています。

人の体内で作られる酵素として、大きく2つにわけられるのが、「消化酵素」と「代謝酵素」です。

「消化酵素」は、唾液や胃液に含まれ、炭水化物やたんぱく質を分解します。

「代謝酵素」は、消化酵素で分解された栄養素(アミノ酸やブトウ糖)、髪の毛や骨に関わるたんぱく質をエネルギーに変える働きがあります。

「消化酵素」と「代謝酵素」は、細胞から作られるのですが、細胞にあるDNAの中の遺伝子を設計図にして、酵素がどんな働きをするのか決められています。

また、唯一、人間の中で酵素を作る方法として、腸内細菌が作る酵素があります。

腸内の酵素は、「消化酵素」で分解しきれなかった食べ物の栄養素をエサとして利用し、酵素をたくさん作っています。

腸内細菌が作る酵素も同様に、腸内細菌の中にある、DNA(遺伝子)を設計図にして作られています。

遺伝子に基づいて、心臓には心臓の、腸には腸の、筋肉には筋肉の働きに合わせ、それぞれ違った酵素が存在しています。

また、食べ物に含まれる「食物酵素」は、食物の環境の中で、栄養を高めたり、甘味を増す働きがあります。

酵素が入ってる食品について

 酵素が含まれる代表的な食品

野菜 フルーツ 発酵食品
ブロッコリー
キャベツ
アボカド
セロリ
大根
にんじん
玉ねぎ
りんご
キウイ
マンゴー
バナナ
パイナップル
バナナ
いちご
パパイヤ
納豆
味噌
ヨーグルト
漬物
チーズ

甘酒

生の野菜や果物、発酵食品に「食物酵素」が含まれています。

食物酵素は、食べてもそのまま人間の酵素にはならないのですが、キウイやパイナップル、大根など一部の食品は、他の食品を分解する酵素が含まれています。

料理の下ごしらえでお肉を柔らかくしたり、風味を増したり、消化を助ける働きがあります。

例えば、料理の下ごしらえで、お肉をキウイでもみ込むと、肉の繊維がほぐれ、お肉が柔らかくなる効果があります。

これは、キウイに、タンパク質を分解する酵素「アクチニジン」という酵素がたくさん入っているためです。パイナップルにも含まれていて、肉や魚料理の後に食べると、消化を助け、胃腸の負担を減らしてくれます。

酵素と発酵の違い

酵素の健康食品に発酵食品が使われているので、酵素と発酵の違いが分かりにくいのですが、

発酵は、微生物がもっている酵素を利用した食品のことです。

食品に微生物が付着すると、微生物が持っている酵素によって、デンプンやたんぱく質を分解して、人間にとって体に良い食べ物へと変化します。

微生物には、乳酸菌、酢酸菌、納豆菌、酵母菌、麹菌とさまざまな菌があります。

ヨーグルトやチーズは、乳酸菌によって発酵されたもので、納豆は蒸した大豆に納豆菌を付着させて発酵したものです。

この他にも、味噌、醤油、みりん、酢、ビール、キムチ、ぬか漬け、漬物、 etc...の発酵食品があります。

発酵食品が良いといわれる理由は、乳酸菌や酵母菌などの微生物が、腸内で善玉菌として働き、腸内環境を整えてくれるからです。

腸内環境が良ければ、腸内細菌が元気になり、酵素の力を生かすことができます。

酵素は何歳から減少するの?

体内の酵素は、年を取るにつれて減っていき、特に30代から40代にかけて急激に減少し始めます。

酵素は、私たちが口にした食べ物から栄養素を取り出して、エネルギーに変えていますので、若いうちから、酵素力を上げための健康的な食事を摂ることが大切です。

酵素ってどこに売ってるの

酵素商品といえば、酵素ドリンクや酵素サプリメントのことですが、ドラッグストアやインターネットの通販サイトから購入することができます。

ただし、注意点として、酵素ドリンクは、清涼飲料水規格の製品のため、食品衛生法で加熱殺菌処理がされており、酵素の働きが失われていることです。

選ぶなら、酵素の働きをサポートしてくれる乳酸菌や食物繊維、オリゴ糖を含んだ酵素サプリがおススメです。

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